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餡を知る、餡にハマる 村岡総本舗 あんこ博覧会

佐賀県の名産品~のくだりは幾度となく記載してきた記憶があるのだが、恐らくシュガーロードの話はまだそんなにしていないはずである。

 

シュガーロードとはその名の通り、砂糖の道なのであるが、別にアリとかが関係ある話ではない。

というのもそう遠くない昔、日本は鎖国政策をとっていた為に海外文化の流入がかなり限定的であったのは皆さんご存知の通り。

教科書でも勉強した長崎県の出島を通じ様々な、文化が渡来してきたわけなのであるが、そこには勿論食文化も含まれており、そこで本格的な砂糖や菓子文化が流入、長崎街道を通る中で各地に様々な銘菓が産声を上げたのである。

長崎は言うまでもなくカステラなのであるが、佐賀県に入って小城市、ここで現代も名産品として名高いのが、羊羹である。

 

羊羹というと某東京の名店をイメージする方も多く、東京から転勤してきた人が佐賀の人に例の羊羹をお土産に持参し苦笑される事もしばしばだとか。

佐賀県は小城市には村岡総本舗、村岡屋という有名な二社の菓子店を筆頭に多くの羊羹屋さんが今も軒を連ねている。

人によっては、ここの羊羹の出来立てが一番だ!という事もあるらしく、実際に頂いた際にあまりに美味しさに驚いたのであるが、今度暇な時に様々な羊羹を食べ比べてもみたいものである。

 

と話がずれたのであるが、今回、9月15日限定でとあるイベントが催されたようである。

 

この風格。

 

小城市は小城駅から少し北上した所に位置するのが、老舗である村岡総本舗の本店と隣接する羊羹資料館。

今回、あんこ博覧会という事でなんかいい感じのイベントが催されていたので少し入ってみることにした。

 

なかなか入る機会もないのでありがたいよね。

 

この日はどうやらJR九州かどこかが主催するウォーキングイベントもあったようで、そして近くにある天山酒造では蔵開きもあったことから人通りは一層多く、賑わいを感じさせた。

早速中へ。

 

四種類の餡を楽しめるらしい。

 

中は本来広いのだろうが、とにかく人が多い。まさに大盛況。

室内で目に飛び込んだのが四種類の餡。見るだけで美味しそうなのだが、これがなんとアンケート(葉書タイプ)に答えるか、お得意さん向けであろう、既に来た葉書に返答したものを渡せば無料で楽しめるというのだからありがたい。

人込みをかき分けて手に入れた葉書に書き書き、お店の人にお渡しすると頂いたのは引換券。

そして目の前にあるくじ引きに一回チャレンジできるとの事。こういうのは強いんだよねと思いながらおもむろにチョイス。

参加賞。丸ぼうろ。

十分いいじゃない!

 

こういう一手間がありがたい。火傷だけはお気をつけ。

 

ほうじ茶を頂きながら引き換えましたは引換券。

そしていただく甘露な一時…。

 

まさに甘さの扇風機や。

 

因みに今回は一人ではなかったのでこういう感じ。一人につき二種類が楽しめるらしい。

自分は粒餡と青えんどう餡を・・・。

 

甘い。甘すぎない。しっとり。キレがある。ほうじ茶に合う。

思った以上にネットリとした感じではなく、口の中で少し後を引く程度の思いがけないサッパリさが印象的。青えんどうに関してはずんだ餅に近いってそりゃそうか。

外側の最中も良い演出をしているのは言うまでもない話なのだが、こういう形で少量の餡を頂くというのはあまり多くなかったので、なかなかに貴重な体験。

というか良質なものは少しずついただくほうが美味しさが伝わるってそういうことなのねと納得いった。

泣きのもう一欠片と言いたいところだがここは大人、悠然とご馳走様を述べるものなのか。

 

様々な羊羹から餡を使った和菓子。

 

折角なので、隣の本店にもお邪魔する。

 

盛況。

 

この村岡総本舗は老舗であるので、本当は建物や飾っている品や書も非常に素晴らしいものなのだろうが、とりあえず今日はそんな悠長にしている余裕もなく賑わう。

 

目が痛くなるほどに羊羹。

 

小さなものから大きなものまでと昔の企業CMを口ずさんでしまうほどの羊羹。

日常からお土産、様々なシーンに使える様々なサイズの羊羹を使いこなしてこそ佐賀ん者なのか。

更に後ろを振り返ると。

 

様々な名物が。

 

兎に角気になるのが、ようかんアイスキャンデーである。

最近ではNHKなども取材に来たとか勢いのある当社であるが、保存食としての羊羹だけではなく更なる味の旅路を快走し続けているようである。

という訳で人込みで疲れたので脱出。

 

そして買っちゃいました。

 

折角お邪魔したのに何も買わないのは…という事で、ようかんアイスキャンデーと個人的に大好きな白玉饅頭を購入。

溶ける前にアイスキャンディーを一口。本煉。

 

昔懐かしのミルクバーの味わい。

から唐突に出会う羊羹。

どうやら羊羹が薄く長くアイスキャンディーの中に入っている感じ。思った以上に羊羹がちゃんと残っているのでインパクト○。

冷たくなった羊羹は舐めても多分溶けないので噛むのだが、知覚過敏の人は要注意か。

ミルクの優しく濃厚だけどちょっと氷が入っているのでくどすぎない甘み、そして羊羹の品のある意外とさっぱりとした餡の甘み。

身近で販売していないだけに気軽にオススメするには少し勇気がいるが、小城市発の新作アイスとしてはなかなかに評判になりそうである。

 

一通り満喫した後はうさぎ跳びでお参りへ・・・。

 

少し足をのばせばまた違う世界の見える小城市。

甘いもの好きな皆さまは是非周遊をお勧めしたい。

 


村岡総本舗 羊羹資料館

佐賀県小城市小城町861

https://muraoka-sohonpo.com/

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