寒くなってきた" />

懐かしさも頂ける本格洋食レストラン 洋食ひろ

懐かしさも頂ける本格洋食レストラン 洋食ひろ
相変わらずの曇天

 

寒くなってきた佐賀であるが、人々の心は温かいのが佐賀である。

とはいえ余りの寒さに車のフロントガラスも凍る事もしばしば、しんどい時には美味しいごはんで心身にエネルギーを補給する必要があるのである。

佐賀市内から南東に進むと広がるのが福岡県大川市なのであるが、その手前に広がる諸富町は大川と共に家具等で全国的にも良質な商品を輩出する事で有名なのである。

そんな諸富町、美味しい店がいくつもあり、残念ながら先日閉店してしまった超名店である「成都」や、美味しい炭火焼肉が頂ける「明月館 諸富店」などなどがあるのであるが、なかなか初見では入りづらいながら年月を感じさせる店も目に入ってくるものである。

 

 

この年季は非常に気になる。

 

という訳で、諸富町の新村交差点に位置する「洋食ひろ」、昔から非常に気になりながらも、そもそも空いているのだろうかなどと思いながら通り過ぎていたのは遠い昔。じっと見てみると、営業中の看板を確認。

折角なので、今日の昼はここにしてみることにしよう。幸いにも眼前に広がる駐車スペースは十分にあった。

 

 

よく見ると青々とした植物に店主のこだわりが?

 

店舗は二階建てで二階には生活感のある雰囲気が外観から既に感じられる。

遠目に見るとかなりの年季を感じさせるが、入り口までくると意外と扉は新しい。さらに入り口にあるホワイトボードは毎日手書き?

因みにこの洋食ひろは40年近い歴史があるらしく、ドレッシングからソースから手作りでかなり根強いファンがいると聞いたことがある。そんな訳で安心感と期待感からご機嫌で入店してみる。

 

 

カウンターからちらりと見えるキッチン。

 

店内は4人テーブルが3個、そしてカウンター席が5,6程ある。

一人で食事に来る人も、また子、孫と来店しているファミリー等、外からは感じられない暖かな賑わい。そして店員さんと小気味良く話す常連感がこの店への期待感をさらに高まらせる。恐らく夫婦でやっているのであろう、長年の連携がいかんなく発揮されている。

早速カウンターに座り、長考タイム。

 

 

ともすれば喫茶店を思わせるいい歳の重ね方をしたカウンター。

 

店内はそんなに広さを感じないものの、不要なものがないためか、ゆっくり食事と会話に集中する事が出来そうないい空間。

こういう店が佐賀にもなかなかない。

 

 

気合の入ったメニュー。

 

店舗入り口にあるサービス定食680円がやはり一番でるのだろう、常連さんはその日のご機嫌と懐と相談しながら定食を選ぶのであろう。金額は一般的な店舗と比べてかなり確りとしている印象。

カツ系、ビーフシチューもかなり美味いとは聞いていたのだが、実はクリームコロッケが美味いという話が気になっていた。

あんまりクリームコロッケを好き好んで注文する事ってないよなぁと考えながら(いつもカツ丼付けちゃう派)、せっかくだからなんか洋食っぽいしこれにしようと決定。

 

ゆっくり待つこと10分弱…。

奥のキッチンから油のはじけるいい感じの音が食欲を掻き立てる。

 

 

クリームコロッケ定食(1150円)。

 

ほんわぁ・・・と温かさを感じさせてくれるクリームコロッケがこんなに近いのに待ち遠しい。

これが和洋折衷なのか!?

 

 

カリカリの表面に濃厚手作りソースが。

 

う、美味そうである。

早くかぶりつきたい気持ちを抑えて、汁とサラダからいただくことで血糖値の上昇を抑える作戦。

味噌汁はネギが細かく刻まれており、サッパリ。喉と箸にうるおいを与えてからいただくサラダのドレッシングもお手製らしい。こちら若干濃厚で甘みが嬉しい。

野菜もシャキシャキ、確かに具材には相当拘っているように思われる。

そして念願の、コロッケ入箸。

 

 

ギチギチに詰まってやがる。

 

このクリームコロッケ、かなりギリギリの部分まで、中身が詰まっている。皮は薄いながらサクッサクッといい音を立ててくれてまず聞いて美味しい。

早速口に放り込む。

……

美味甘い!

これはかなりクオリティの高いクリームコロッケなのは間違いない。

普段から別に良い洋食ばかり食べている訳ではないのだが、これがかなり美味いのは分かる。

 

ソースはデミグラス?ウスター?トマト?複雑なのか自分の学がないのか分からないのだが(恐らく後者)、後味のキレが良いソースの甘さからのトマトぽい酸味、ああもう是非食べてください。

そのソースがあるからこそ一層の輝きを見せてくれるクリーム、ホワイトソース部分。乳成分が多いのか良く分からないが(何もわかっていない)、非常に濃厚でクリーミー。そりゃそうだろうが。

粘度が高く、それでいて粉っぽくない。舌の上で長く踊ってくれる印象が強く残る。

 

ホワイトソースの濃厚さを皮とソースがキレ良く演出してくれる、という非常にそれっぽい表現でしか表せないのだが、これがまた米に合うという不思議。本当に不思議だが箸がとまらない。

 

 

湯気でぼやけるの図。

 

例のごとくあっという間に完食。

この洋食ひろ、本当に美味い。サービスランチは一般的なランチとしても活用できると思われ、是非近場に行った際にはまた再訪したい名店である。

 


洋食ひろ

佐賀県佐賀市諸富町諸富津103-1

https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41003472/

食事・喫茶カテゴリの最新記事