佐賀駅南部、かつての中心部には今" />
洋館で頂く地産地消メニューで優雅な非日常を さがレトロ館

佐賀駅南部、かつての中心部には今もその重厚な歴史を感じさせる建物たちが多く存在する。

その中で異彩を放つ洋館が佐賀市は城内に位置している。

 

今回お邪魔しました、さがレトロ館。

 

この、さがレトロ館は重厚そうな雰囲気とは違い、普段使いのランチであったり大切な結婚式だったり、様々なシーンに対応してくれるお店である。

ホームページにも記載があるが、かつての警察部庁舎を利用しているらしい。明治20年という事だから、優に100年以上経っているのだからすごい。

そして近くには手の確り入った木々たちが心地よい風の音を演出してくれるのである。

 

本日も晴天。

 

隣接する駐車場には結構なスペースがあり、何かの催し事なので県の大物さんたちも利用しているとかいないとか。

そして振り返るとNHK佐賀放送局、そして旧佐賀城の本丸歴史館があるなどまさに中心部なのである。

 

映える。

 

入り口は正面南と西側があるようだがどちらから入ってもOK。ちなみに西側入り口前に喫煙スペースが。

折角なので正面から入ってみる。

 

内部も趣がある。

 

内装もいい具合の洋館という感じ。こういうところで学の無さが出る。

だが、室内随所に見つけることのできるアーチが当時における高い技術と品の良さをうかがわせるのは言うまでもない。

写真右側には、当館に関する様々なものがあるのだが、ここで結婚式を挙げることが出来るらしく、ウェディングに関する案内も。初めて知ったがなかなかよさそうだ。

そして奥から既に写真なのにパンの良い香りがしてくるのだが・・・。

そう、このレトロ館は1Fはライトなカフェタイムを楽しむことが出来、また当店自慢の米粉パンも非常に好評だ。

今回は2Fで食事なのだが、少し中をのぞいてみる。

 

県産物に困ったらここもアリ。

 

意外と広い奥行きに驚く人も多い。

ここはスローフード、地産地消を掲げているだけあり、県内の様々な農作物なども購入する事が出来る。

一レストランにとどまらず、佐賀の文化発信基地としての役割も担っているというわけだ。

 

パン好きとしてはたまらないよね。

 

ここの米粉パン、これがまたモッチリとして美味しいんだ・・・が、今回はお預け。

という訳で軽く見て回ったので、本題。今回は二階でのランチという事で大人の階段を上る。

 

見上げれば芸術。

 

歴史を感じさせる階段であるが、よく見ると手すりが設けられている等バリアフリーにも気を遣っているらしい。

美しい螺旋階段を上った先にはまた広いスペース。情けないことに良い感じの写真が撮れていないのだが、こちらでは20名を超える大人数での会食にも十分対応することが出来そうである。

 

今回の食事処(20名ほど収容)。

 

プライベートに配慮した結果、いまいちよく訳の分からない写真になったがこのスペースもいい感じ。

というかこの部屋に限らず、いたるところに掛けられている絵等が非常に品がよさそう。

また、一番の大部屋には幕末・明治に活躍した佐賀藩士たちの写真を最低限に加工したものが非常に大きな形で飾ってある。ここに来ることで、嘗て佐賀を動かした大物の気持ちになれるのはなんか髭でもはやしたい気分である。

 

という訳で今回のメニューは決まっており、シシリアンライスである。

 

はて?シシリアンライスとは?

シシリアンライスは、佐賀市のご当地グルメ。ご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り肉(牛肉が多い)と玉ねぎを乗せ、その上にレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜を盛り付け、仕上げにマヨネーズを網かけした料理である。調理法が簡単なため、佐賀の地元の名物料理として普及が始まったと共に今では家庭料理としても認知が高まり人気が出てきている。

(出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9

 

世の中便利になりました。

という訳で佐賀県発の、いわゆるB級グルメという奴である。昔からあったようなのだが、佐賀で生まれ育った知人ではそんなに家庭料理として浸透していない気もするが・・・そこはまぁよしとしよう。

このシシリアンライス、佐賀県内(主に佐賀、小城市あたりか)の様々な喫茶店などで注文する事が出来る。そして店それぞれの味、盛り付け方があるのでその違いも楽しめる。

 

という訳で(その②)ここ、さがレトロ館でもシシリアンライスを頂けるわけだが、流石はレトロ館、なんと佐賀牛が使われているらしい!?

 

という訳で(その③)、着丼。

 

生唾を飲んで召し上がれ。

 

よく見ると、というかよく見なくてもわかるのだが器も良い。この華やかさは有田焼なのだろうと思われるが、上質なキャンバスに描かれた食の桃源郷へいざ行かん。

 

なんか健康にもよさそう。

 

勿論このシシリアンライス、野菜は減農薬、無農薬、そして米は恐らく黒米を使っている。食材にかなり気を遣っているだけあり、見栄えがするほどに新鮮なものを使っていると思われる。

 

という訳で一口。サラダ。

シャキシャキ。

そして感じたバルサミコの気配。サッパリ感が食の進みを予感させる。

自分がいただく純喫茶でのシシリアンライスといえば、まさに賄い飯のような感じで、更にライスがどんと乗って、その上にまぶされたサラダ、そしてその上に牛肉と卵というのが通例なのであるが、こうやって分けてくれるとそれぞれの良さが楽しめる。むしろそれぞれの良さを確かめてほしいからこういう出し方をしているのだろうが。

 

そして口にするは本丸の肉ライス(城内だけに)。

黒米の口ほどけの良さと独特の食感が良い。

そして来る佐賀牛の恩恵。マヨネーズ、甘いタレ、バルサミコ(言いたいだけ)、半熟卵。

普通なら胃もたれしそうな所であるが、肉、マヨ、卵の濃厚さが黒米とバルサミコソースによるキレの良さがマッチングし、濃厚さと爽快感の同居を可能とした!

いうまでもなく、美味い。

卵は前半残して、後半にまろみのあるシシリアンを楽しむ派の自分であるが、今回は卵のせき止めに失敗したため早々にMixしていただくことに。

 

強いて一つ言うなら、食べごろの若者には、ちと足りぬといった所か。不足分は追加注文なり米粉パンで。或いは武士は食わねど~など言いながら会計して去るも良し。

 

 

という訳で様々なシーン、日常から非日常まで利用が可能、また利用シーンに応じ様々な表情、食事を楽しめるさがレトロ館である。2019年1月14日まで佐賀県が行っている、明治幕末維新博覧会会場からも近いので、是非観光ついでにも。

 


さがレトロ館

佐賀県佐賀市城内2-8-8

http://www.saga-retro.com/

https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41002940/

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