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有田の胃を支える特盛食堂 上海飯店

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真夏である。

哀しいほどに青い空、気付けば蝉の声が町中に広がる夏休み―――。

 

有田町は山に囲まれている。

 

あまりの蒸し暑さに気を失いそうになるのだが、本当に世間では熱中症で倒れる人も続出しているようなので、皆さまもくれぐれもお大事にご無理だけはされないよう。

 

という訳で車を走らせてやってきたのが佐賀県西部の有田町である。

有田といえば、言うまでもなく有田焼が有名なのであるが、近辺には焼物関係のスポットは勿論、駅弁大会で表彰された「有田焼カレー」だったり、地元の魚等食材を用いた風光明媚なレストランがあったり、なかなかの食スポットが存在している。

この有田町、もともとは「有田町」と「西有田町」が別々の自治体として存在していたのだが、恐らく平成の大合併の際に一緒に西松浦郡有田町として統合。有田町は焼き物の町というのは言うまでもないのだが、西有田町は農作物や畜産が盛んであり、「葉隠牛」や「ありた鶏」、そして棚田米のように付加価値の高い商品が世に送り出されているのである。

 

という訳でその有田の野菜を使った(多分)食堂などは地元の方から愛されている訳であるが、そんな中で今回お邪魔したのは有田駅から少し南に行った所にある、上海飯店さんである。

 

 

寄りで撮りすぎた。

 

時の流れを感じされる外観なのであるが、写真にも見切れている通り「第二駐車場」といわれるほどなので、昼頃になると結構な車が停まっており、賑わいを予感させる。

また、入り口には文化的な価値がありそうな焼物や像が割とラフな感じで陳列されているのだが、こういう所がまたオツである。

佐賀県、中でも有田伊万里辺りはあまりに焼物に囲まれた生活をしているからなのか、自分から見たら「そんな扱いで良いのか?」と思ってしまう(良い意味で)ような時がしばしばあるのだが、まぁこれはまた別の機会に。

 

なぜかshanghai。

 

店内は意外と奥行きがあり、また個室などもあるようで夜の会合などでも利用されたりしているのだろうか。

お昼時は従業員さんがあちらこちらへ移動しながら、注文を取り、料理を配膳して走り回っている。

お客さんはほぼ常連さんのみの雰囲気、もはや入店した時点で皿うどんを作り始めているのではないかという位の阿吽の呼吸の方まで。

雰囲気に勝手に飲まれそうになりながら、メニューに目を落とす。

 

シンプル且つ洗練された料理たち。

 

この上海飯店、美味しさもさることながら量が多い。某孤独のグルメの容量でちょっと頼みすぎようものなら夜まで店で食い続ける(悔い続ける)ことになるやもしれぬ。

更に遠い記憶だが、定食的な感じで頼むと白米か焼きめし、サラダがやってくるのだがこれがまた確りとした味。油断できぬ美味の荒波である。

そんなに空腹という訳ではないので、今回は焼きめしとギョーザ8個を注文することに。

 

インパクトがすごい。

 

周りの人にほんの少し目をやると、やはり多くの人が口にしているのは皿うどんと焼ソバ(パリパリ麺)、そして中華丼辺りのようだ。美味しいのは間違いないが、量が多いのも間違いがない。二人以上で「うわー、量多いなー」とか楽しみながら食べるのであればまたご愛嬌だが、一人で注文し、着丼した瞬間「(おいおい、死ぬわコイツ)」みたいな喜びの絶望のようなものを感じた時の複雑な心境もまぁ意外と楽しいからありか。

 

そんな訳の分からない事を考えて待つこと6,7分…。

 

焼きめし(500円)+ギョーザ8個(540円)。

 

サラダは細く切られたハムに濃厚そうなフレンチドレッシングが甘みと食欲を増幅させ、優しい中華スープで胃を起こしてさぁいただきます。

餃子は割と細長タイプ、焦げない程度に確りと焼き目がついており、パリパリ感と表皮のもちもち感が楽しめる。味は濃厚、恐らくニンニクが配合されているので営業マンは留意して召し上がれ。

そして焼きめし、昔ながらの大衆食堂を感じさせる(知らないが)おふくろの味という感じな一方、中華出汁がしっかり効いているのか、これまた濃厚である。

 

ツヤとテリが良い。

 

写真で見ると少なそうに見えるが、結構多い。この焼きめしは炒飯ではないのでモッチリとした米の弾力を味わう事が出来る。

個人的にはパラパラお米が好きではあるが、この上海飯店の焼きめし、これはこれで美味いのは恐らく佐賀の米を使っているからか?真相は不明。

 

とまぁ中々にお店が繁盛していたので早々に間食して退店。

実はメニュー下に乗っていた「鶏の唐揚げ」、これが上海飯店のアイデンティティだという人もいるくらいの名品(以前何名かで来店し賞味済)なのだが、、、。

失礼を承知ながら、半分の量で注文は出来ますか、と店員さんに聞くと「やってないんですよ」と残念そうな声。これは是非二人以上で腹をすかせた状態で注文して頂きたい。

 

誇らしいほどの看板。

 

有田の胃袋を支える上海飯店、車移動の際に分かり易く大通りに面しているのも良い。

一人でも何人でも是非有田来訪の際、気軽に入店したい名店である。

 


上海飯店

佐賀県西松浦郡有田町南原丁53

上海飯店 (三代橋/中華料理)
★★★☆☆3.44 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

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