きんのはりは効きません 佐賀ゆかりの偉人モニュメントのある風景

きんのはりは効きません 佐賀ゆかりの偉人モニュメントのある風景

「佐賀の有名人といえば?」

 

から想定される有名人は相当限定される事から、佐賀の人々の苦労も絶えないものだとつくづく思う。

 

1.はなわ氏

2.島田洋七氏

3.江頭2:50氏

4.優木まおみ氏

5.松雪泰子氏

 

だいたいこの辺がありがちなパターンであるが、ここから中越典子氏、白竜氏、お笑いコンビどぶろっく等が出てくるのであれば中々のマニアである。

 

ただ、佐賀といえば嘗ての薩長土肥の「肥前」であり、多くの優秀な人材を官界財界等に送り出している側面は一定の世代以上でないとあまり伝わっていないようなのが残念である。

折しも本年、明治維新より150周年という事で佐賀県はこの好機に幕末を中心とした佐賀の取り組みを全国的に周知し、温故知新的にこれからの佐賀へのヒントを模索するような形で「肥前さが幕末維新博覧会」という催しを行うようだ。

この博覧会は今年の3月17日から来年1月14日までの長期にわたり行われる予定で、様々な企画や箱物を用い佐賀県外は勿論、県民も参加することで佐賀に対するロイヤルティを高めたいのではないかと思われるが、正直それっぽい事を書いているだけで自分は良く分かっていない。

 

そんな中、博覧会に先駆けて佐賀駅南の町中に25体の像が3月3日に除幕され、お披露目されることとなった。

 

夜中歩いていたら結構ビビるタイプの奴

 

佐賀県には数多くの偉人がいるとの事だが、その中でも特に世の中に大きな影響を及ぼした偉人を25人ピックアップし、その功績をたたえ像が町中に設置されたとの事だ。

因みに上の写真に写るは二度内閣総理大臣と務め、かの早稲田大学を創立した大隈重信候、そして版籍奉還に尽力し、内務大臣も務めた副島種臣候の像である。どの像もすぐ近くに人物の足跡と偉業について要約された文章が添えてあり、町中を歩きながら佐賀の偉人を学ぶことが出来るという頭にも身体にも良い素晴らしいシステムが構築されている。

 

アメリカとかだったらこういうのに混じって本物の人が急に動き出してチップ要求してきたりするよね

 

幕末期の佐賀は科学力を含む戦力が非常に高かった(鍋島藩主による長崎警備での海外との交流、アームストロング砲開発等エピソードは尽きない)一方、世の趨勢を見極めた為、討幕運動に初期から中心となっていた薩長と比べ参加が遅くなった事、そして佐賀戦争(佐賀の乱)をはじめとする士族による争いが起こった事も、今の佐賀が客観的に見て政治の中心ではないと感じる原因なのではないかと言われている。

 

政治だけではなく、産業界にも多くの傑物を送り出しているのが佐賀である。

・三愛リコーグループ(RICOH)

・東芝

・森永製菓

・江崎グリコ

・久光製薬

・フランスベッド

 

この他にも佐賀にルーツを持つ人が東京等で多くビジネスを手掛け、世の中により良いもの、サービスを提供しているのだから頭が上がらない。

今回の偉人像でも森永製菓の森永太一郎、江崎グリコの江崎利一、久光製薬の中冨三郎、リコーの市村清(敬称略)などの像が設立された。

企業の中には今も工場や事業所、名を冠した施設などがあるが、行政も企業側もこの繋がりをもっと積極的にアピールする必要があるのではないかと個人的には感じる。

 

そういう風に色々考えるとよい取り組みなのだろうが、とにかく夜に車でこの辺りを走っている時にライトに照らされるこの像が怖い。特に3月3日の除幕式前はこの像がブルーシートでグルグル巻きにされてガムテープがされていたのだから、自分が浅見光彦でこの車はひょっとしたら白いソアラなんじゃないかという錯覚を起こしていた。

 

ともかく、折角このようなものを作ったのであれば県内外の一人でも多くに佐賀偉人の功績を知ってもらい佐賀の魅力を深堀りする一助になってもらう事を願わずにはいられない。

 

 

道路一つ隔てれば、像の大先輩

 

 


佐賀ゆかりの偉人モニュメント

佐賀県佐賀市中央大通り(1.5km程)

https://www.saga-hizen150.com/ijinmonument/

 

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